アウディA3(8P)3ドアのBピラー塗装剥がれをDIY補修|外し方から再塗装まで解説

アウディA3のBピラーDIY補修 アウディA3
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アウディA3に乗っていると、ある時ふと気づく。Bピラーの塗装が剥がれて、まだら模様になっていることに。

わたしのA3(8P型・3ドア)も、経年劣化でBピラーの塗装がベロベロと剥がれ、遠目にもわかるほど見た目が悪化していた。

ディーラーで部品交換すれば片側で3万円〜コース。しかし今回、ヤスリ代とスプレー缶代だけ(2,000円以内)のDIY再塗装できれいに復活させることができた。

ネットを探しても、アウディ A3(8P)の3ドアモデルのBピラー外し方を解説した日本語の記事はほとんど見当たらない。同じ悩みを持つオーナーのために、手順と使ったアイテムをまとめておく。

アウディA3のBピラーDIY補修におけるBEFOREとAFTER
【BEFORE】塗装が剥がれてまだら模様に 【AFTER】補修後のBピラー。つや消しブラックで美しく復活

アウディA3のBピラー塗装剥がれは「持病」

アウディA3(8P)のBピラー(前後ドアの間の黒い柱部分)は、金属部品に黒の塗装が施されている。この塗装が経年劣化で剥離してくるのが、A3オーナーにはおなじみのトラブルだ。

  • 最初は小さな剥がれから始まる
  • 放置するとどんどん広がり、下地の色が露出してまだら模様になる
  • 走行に支障はないが、クルマ全体が一気に古びて見える

アウディに限らず、フォルクスワーゲンなど同年代の輸入車でも同様の症状はよく見られる。製造から15年前後が経過した個体なら、いつ発症してもおかしくない。

修理の選択肢と費用比較

Bピラーの塗装剥がれへの対処法は、大きく3つある。

方法費用の目安特徴
ディーラーで部品交換3万円〜新品に復活するが高額。古い車には割高
ラッピングフィルム施工数千円〜2万円程度手軽だが端から剥がれてくることも
DIYで再塗装(今回の方法)2,000円以内安い。手間はかかるが仕上がりは十分

筆者の場合、車の年式を考えると部品交換に3万円かけるのは見合わないと判断し、DIY再塗装を選んだ。

純正部品の部品番号と価格

Bピラーカバーの純正部品の部品番号は下記だ。
8P3853289B(左側)/ 8P3853290B(右側)(3ドア専用品番)

また、値段については海外の通販サイトを参照すると約2万円のため、日本までの送料や諸費用を考慮すると約3万円というところだろう。

アウディA3の3ドアモデルのBピラーカバー
部品裏側に刻印された部品番号

3ドアモデルのBピラーカバーの外し方

アウディA3(8P)の3ドアモデルは、スポーツバック(5ドア)と比べて情報が圧倒的に少ない。筆者はこちらの海外動画を参考にした。

AUDI A3 B pillar removal and replacement
In this clip I am showing how I removed the B-pillars from an Audi A3 and replaced once sprayed as they are common to co...

外し方は以下のとおり。

1.リベットを外す

ドアを開け、Bピラーカバー側面にあるリベットを外す。ボルトではないのでドライバーでは外せない。ドリル(3mm)でリベットを貫通させるとリベットを外すことができる。

アウディA3の3ドアモデルのBピラーカバー

2.Bピラーカバー全体を車両前方に引っ張る

Bピラーカバー全体を車両前方にスライドさせる。(前述のYouTube動画も参照)
硬いが部品が破損しない程度に力を掛けてスライドさせる。

アウディA3の3ドアモデルのBピラーカバー
Bピラーカバー全体を車両前方へスライドさせる
アウディA3の3ドアモデルのBピラーカバー
外したBピラーカバー
外したBピラーカバーの裏側にあるツメ

水研ぎにより旧塗装を剥離する

部品を外したら、剥がれかけた旧塗装を水研ぎにより除去する。
水研ぎ対応のヤスリを使って水中で研磨する。

アウディA3のBピラーカバーの水研ぎ
アウディA3のBピラーカバー
180番の耐水ペーパーで旧塗装を剥がした状態

使ったのは180番の耐水ペーパー。剥がれかけた塗装の上から新しい塗料を塗っても、下の塗装ごとまた剥がれてしまう。だから旧塗装はしっかり剥がし切るのがポイントだ。

地道な作業だが、ここの丁寧さが仕上がりと耐久性を左右する。部品表面をヤスリで荒らしておくことで塗料の密着性を上げることができる。

研磨が終わったら、削りカスや油分をきれいに拭き取っておく。
さらに、サーフェイサーを下地塗装しておくと、塗料の密着性を高めることができる。(なお筆者はサーフェイサーは省略した。)

塗装の手順

塗装にはSOFT99のボデーペン(スプレータイプ)つや消しブラック(品番08005)を使用した。プラスチック・金属の両方に塗れるラッカー系スプレーで、カー用品店やAmazonで数百円程度で手に入る。

手順は以下のとおり。

  1. 塗装面の脱脂・清掃
  2. スプレーを20〜30cmほど離し「薄く塗って乾かす」を数回繰り返す(しっかり塗り重ねる)
  3. 一度に厚塗りしない(垂れやムラの原因になる)
  4. しっかり乾燥させる

塗装と乾燥は晴れた日に行うのがおすすめだ。 湿度が高い日に塗装すると、塗面が白く曇る(かぶり)などの失敗が起きやすい。

アウディA3のBピラーカバーを再塗装した様子
塗装が完了したBピラーカバー

仕上がりと取り付け

乾燥が終わったら、Bピラーカバーを元の位置にはめ込んで完成。ツメを位置に合わせて押し込むだけだ。
もし上手くはめ込めない場合は、Bピラーカバーの素材は鉄なのでツメやリベット固定の位置を手でわずかに変形させるとうまくいく。(意匠面を変形させないように注意)

【BEFORE】塗装が剥がれてまだら模様に 【AFTER】補修後のBピラー。つや消しブラックで美しく復活
純正のような自然な仕上がりに

仕上がりには満足している。DIYでもここまできれいに修復できるのかと、正直驚いたくらいだ。つや消しブラックはアウディA3(8P)の質感に違和感なく馴染んでいる。

作業のまとめ:

項目内容
総作業時間約24時間(取り外し→剥離→塗装→乾燥→取り付け。乾燥時間含む)
総費用2000円以内(耐水ペーパー+スプレー缶)
難易度中級(ツメを折らない注意と、下地処理の根気が必要)

まとめ:Bピラーの塗装剥がれはDIYで直せる

アウディA3(8P)の持病ともいえるBピラーの塗装剥がれ。ディーラーで部品交換すれば数万円かかるが、DIY再塗装ならスプレー缶とヤスリ代だけで見違えるほどきれいになる

ポイントをおさらいすると:

  • ピラーカバーの取り外しはツメを折らないよう慎重に
  • 旧塗装は180番の耐水ペーパーでしっかり剥がす
  • 塗装は薄塗りを重ねる晴れた日に行う

特に3ドアモデルは情報が少なくて不安になるが、構造さえわかれば難しくない。同じ症状に悩むアウディA3(8P)オーナーは、買い替えや高額修理の前にぜひ試してみてほしい。

今回使用したアイテム:

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