ロードスターRFのオーナーなら愛車の洗車で悩んだことがあるのではないだろうか。特に、オープンカーでの洗車機の使用は「ハードトップが壊れないか?」「水漏れしないか?」など、気になる点が多いと思う。今回は、そんな不安を解消するためにロードスターRFが洗車機に対応しているのかについて解説する。
ロードスターRFは洗車機が使えるか?
結論から言うと筆者はロードスターRFを洗車機に入れている。納車して半年以上経過したが、洗車機を使って洗車をしても特に問題は生じていない。
公式な取扱説明書の記載
そもそもロードスターやロードスターRFを洗車機に入れても良いのかどうかについて、メーカーの公式見解はどうなのだろうか。取扱説明書を調べてみた。
まず、ソフトトップ(幌)モデルについては取扱説明書で洗車機の使用が明確に禁止されている。
しかしリトラクタブル・ハードトップ(RHT)モデルについては同様の記載は無い。つまり、ロードスターRFは、洗車機の使用について明確には禁止されてないことになる。
洗車機利用時のメリット
時間の節約
洗車機を使えば、手洗いに比べて圧倒的に短時間で愛車をきれいにすることができる。特に忙しい平日や、時間を無駄にしたくないときに最適だ。
傷が付きにくく効率的に洗車
洗車機は水をボディに掛けながらブラッシングするため意外と傷が付きにくい。洗車時にボディに傷が入るのはたいていゴミや砂がスポンジについたままボディを擦るからだ。
また、オプションのジェット噴射を使えば車体下部までしっかりときれいにできる。
天候を気にせず利用可能
雨の日や寒い日でも洗車機を使えば、気温や天候に左右されずいつでも洗車可能だ。特に冬の寒い時期に自分で洗車するのは大変だが、洗車機ならそんな心配も無用だ。
実際にロードスターRFを洗車機に入れてみるとどんな感じ?
ロードスターRFを洗車機に入れた時の様子を室内から動画に収めてみた。
きちんとハードトップ含めた全体の車体形状を把握してブラシが作動している。
また、ロードスターRFは車体後部がいわゆるバットレス形状という凹になった形状をしているが、意外とこの部分にもきちんとブラシが届いて汚れを落としてくれることが上記の動画でわかると思う。
洗車機を利用時の注意点
リトラクタブルハードトップの確認
洗車機を使用する前に、必ずリトラクタブル・ハードトップ(RHT)がしっかりと閉まっていることを確認しよう。完全に閉まっていない場合、水漏れや機械の故障につながる。
アンテナとミラーの確認
ロードスターRFのアンテナは洗車前に忘れずに外しておこう。また、サイドミラーも折りたたんでおくと安心だ。
洗車機の種類に注意
洗車機にはソフトブラシやノンブラシタイプなど、車体に優しい種類がある。ブラシが固すぎるものは場合によってはボディに細かい傷がつく可能性があるため、できるだけソフトブラシや布ブラシの洗車機を選ぶと安心だ。また、ノンブラシ洗車機を選べばさらにボディに優しい洗車が可能だ。(ただしブラシ式に比べて汚れは落ちにくい。)
カスタムパーツへの配慮
エアロパーツやスポイラーなどカスタムパーツを取り付けている場合、洗車機との干渉がないか確認しよう。使用前に必ず洗車機の注意事項を確認し、パーツが大きい場合や洗車機のサイズが合わない場合は洗車機を使わずに手洗いを検討しよう。
洗車後の注意点
ロードスターRFを含めND型ロードスターは、トランクを開けた部分に洗剤の泡が溜まる。ここの拭き取りを忘れないようにしよう。
洗車後のボディの水滴の拭き取りには、たっぷりと吸水力があるクロスを使用し、力を入れずに滑らせるように拭き取るとボディに傷を付けにくい。
そしてボディの艶出しと汚れが付きにくくなるようにコーティングをしておこう。
コーティングはスプレーして拭くだけのシュアラスター・ゼロウォーターが簡単で使いやすくオススメだ。
まとめ
筆者がロードスターRFを洗車機に入れてみた体験について紹介した。事前に必要な確認をしてから利用することで、洗車機を使って愛車を安全かつ効率的に洗車できる。忙しい日々の中でも、定期的に洗車を行ってロードスターRFの美しさを保とう。
以上参考になれば幸いである。
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