ロードスターRFに乗り換えるまで保有していたマツダ・RX-8。
8年と12万キロ乗った間に掛かった維持費について解説する。
所有8年間に掛かった維持費は?
所有期間の8年間に掛かった維持費は1,407,216円である。(年間約18万円)
これには次のような費用が含まれる。
- オイル交換
- 消耗品の部品交換
- 車検整備、定期点検費用
- 故障時の修理費用
車高調や補強パーツ等の、車の維持には直接関係ない部品代は含んでいない。
自動車税や保険代も含んでいない。
主な整備内容
今回改めて過去の整備記録を一覧表にしてみると、すごい量になった(笑)
主な整備項目と回数は次のとおり。
- エンジンオイル交換:55回
- ミッションオイル交換:3回
- デフオイル交換:2回
- スパークプラグ交換:3回
- タイヤ交換:5回
- ブレーキパッド交換:3回
- ブレーキディスク交換:1回
以前エンジンオイル交換はこまめに実施していると書いたが、数えてみると55回も交換しているようだ。
今までに遭遇した主な故障
8年と12万キロ乗ってきた中で遭遇した主な故障は次のとおり。
- 運転席側パワーウィンドウ:1回
- エンジンチェックランプ:2回
運転席側パワーウィンドウ
ある日運転席側パワーウィンドウを下げるときにバキッという嫌な音がした。そこから数回はなんとか窓を上下できたが、やがてヤバい雰囲気になり、開けたら二度と閉まらなくなりそうだったので触らないことにした。
後日ディーラーに修理見積を依頼すると金額は
- パワーウィンドウモーター:12,085円
- 工賃:4,374円
計16,459円(税込)であった。(2019年当時)
エンジンチェックランプ
エンジンチェックランプ点灯は2回あった。
1回目の原因はクラッチスイッチ不良であった。
そもそもどのような時にエンジンチェックランプが点灯するかと言うと、重大な故障時以外に排ガスへの影響があるような故障時に点灯する。
クラッチスイッチが故障するとクラッチON/OFF起因で切り替えるようなエンジン制御ができなくなるのでエンジンチェックランプが点灯するとメーカー関係者から聞いたことがある。
クラッチスイッチの交換代は記録を紛失してしまい不明だが1万円以内だったと思う。
2回目の原因は空燃比(A/F)センサ不良であった。
O2センサと共にエンジンからマフラーまでの間にある触媒に取り付けられている部品である。
ついでなのでO2センサと一緒に交換してもらった。
部品代と工賃で合計約4.3万円であった。
その他マイナー故障
その他のマイナー故障としては次のようなものがあった。
- 助手席インパネ(エアバッグユニット)表面の経年劣化にともなう割れ
- 助手席サンバイザー破損(割れ)
どちらもRX-8定番の事象であるらしい。走行には大きな支障がないし元々中古車で安く買ったため、あまり気にしていない。
ただ助手席インパネ(エアバッグユニット)表面交換は工賃と部品代で約3万円掛かった(汗)
サンバイザーは部品代が約9,000円であった。
まとめ
RX-8はよく壊れるとか維持できないといった話を耳にすることが多いが、幸い自分のRX-8はほとんど故障していない。
維持費が他の車に比べてそんなに高いわけではない、というのが筆者の体感である。
もちろん個体差や扱われてきた環境にもよるので筆者の個体1台で断言はできないが、ひとつの事例として参考にして頂ければ幸いである。
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