ロードスターRF(ND2)を納車してはや3ヶ月が経とうとしている。
慣らしが完了した絶好調なロードスターをワインディングで思いっきり走らせようと思い、ゴールデン・ウィークは伊豆半島へと出掛けた。
今回のツーリングで訪れたおすすめの道やスポットを紹介する。
いずれもロードスターで走るにはうってつけのワインディング・ロードだ。
伊豆おすすめのワインディング・ロード7選
箱根スカイライン
箱根スカイラインは、神奈川県と静岡県の境に位置する約5kmの有料道路で、箱根山の山腹を走るこのルートはドライブ愛好者や観光客にとって魅力的なスポットだ。
箱根スカイラインの最大の魅力は、何といってもその絶景だ。道路沿いには数多くの展望台が設置されており、それぞれ異なる角度から富士山や駿河湾を望むことができる。特に晴れた日には、富士山の雄大な姿がくっきりと見える。春には新緑、秋には紅葉と、季節ごとに異なる美しさを楽しむことができるのも魅力だ。
走ってみると、比較的タイトコーナーが多い印象でロードスターRFの軽い身のこなしを十分に味わうことができる。
芦ノ湖スカイライン
箱根スカイラインのあとに続くのが芦ノ湖スカイライン。神奈川県の箱根エリアに位置する全長約11kmの有料道路だ。美しい自然と素晴らしい景観を楽しめる。
芦ノ湖スカイライン最大の魅力は、何といってもその圧巻のパノラマビューだ。沿道にはいくつもの展望台が設置されており、それぞれから望む景色は息をのむほどの美しさである。
特に「三国峠展望台」や「芦ノ湖展望台」「杓子峠展望台」からは眼前にそびえる雄大な富士山を一望することができる。晴れた日には遠く伊豆半島まで見渡せるため、写真撮影スポットとしても人気だ。
芦ノ湖スカイラインもロードスターRFで走るとそのヒラヒラを感じされる非常に楽しい道だ。
神奈川県道75号線(椿ライン)
芦ノ湖スカイラインの終点からR1箱根新道を少し走って芦ノ湖大観ICでアウト。
ここから始まるのがK75、通称椿ラインである。
走り好きのドライバーにとって、椿ラインは絶対に走ってみたいワインディングロードだ。このルートは箱根湯本から湯河原までを結ぶ全長約20kmの道路で、美しい景観とともにスリリングでタフなドライビングを楽しむことができる。
椿ラインは、急カーブや連続するヘアピンカーブが特徴で、ドライバーの腕が試される。コーナーは基本的にタイトで道幅は狭め。常にステアリングを左右に操作するワインディングで、ライン取りやアクセルとブレーキの操作に意識を集中して走らせる必要がある。
そしてロードスターでコーナリングが決まるととても楽しい😊
また、沿道は箱根連山の豊かな自然に囲まれており、春には新緑、秋には紅葉が美しく彩る。特に、椿ラインの名にふさわしく、椿の花が咲き乱れる季節には道路沿いが一層華やかになるという。自然の中のワインディングを走り抜ける爽快感は、都会では味わえない特別な体験だ。
湯河原パークウェイ
椿ラインを湯河原の温泉街まで降りた地点を右折。
温泉街を抜けた後に始まるのが湯河原パークウェイである。
湯河原パークウェイの特徴はパワーをアスファルトに叩きつけるようにして山を駆け上がっていくその豪快さにある。
おすすめは湯河原の温泉街からの上り方向である。
道幅が広いためライン取りの自由度がある。
この道は終点の料金所までずっと登り続けるため、パワーのあるクルマのほうが豪快さを味わえる。NDロードスターだと1.5Lエンジンの幌より2LのRFのほうがより楽しめると思う。
実際ロードスターRFで駆け上がるとコーナー出口でアクセルを開けた際の、後輪で掻きながら曲がっていく感覚がとても楽しい。
しっかりアクセルを踏んでいきたい気分のときにおすすめの道である。
伊豆スカイライン
伊豆スカイラインは伊豆半島を縦断する全長約41kmの有料道路で、美しい海岸線と山岳風景を楽しみながら、ドライビングを楽しむことができる。
本記事で紹介する他のワインディングと比較して、時期によるかもしれないが交通量は多めの印象で、コーナーRも他のワインディングと比較してやや大きめのRという印象だ。
コーナーをスポーティに走るというよりもオープン・エア・ドライビングをゆったり楽しむ走り方が良いかもしれない。
西伊豆スカイライン
とにかく渋滞を避けてマイペースにワインディング・ロードを走りたい、という方には伊豆半島の中でも西伊豆エリアをおすすめする。
その西伊豆エリアを縦断するように走るのが西伊豆スカイラインだ。
コースのほとんどが尾根伝いになるため開放感があり、空・山・海を見渡せる絶景ラインとして人気がある。筆者も何度となく訪れているおすすめの道である。
道はRが小さいタイトコーナーから緩やかなコーナーまで多種多様であり、ギアも2速から5速まで幅広く使う。
ロードスターのライトウェイトな身のこなしを存分に味わえるワインディング・ロードである。これが無料道路というのが嬉しい。
あまりの楽しさに2往復してしまったほどである(笑)
県道121号(蛇石峠)
西伊豆スカイライン終点からK410で宇久須方面に下り、R136で南下。
松崎からK121方面に行くと辿り着くのが蛇石峠だ。
本記事で紹介する他のワインディング・ロードに比べてややマニアックな位置づけ。道幅は狭く、険道(険しい県道)の側面もある道である。
ハードかつテクニカルなワインディングであり、ここを一生懸命に走るとより「クルマとの一体感」を感じることができる。ロードスターのようなスポーティなクルマに乗られている運転好きの方におすすめの道である。
宿泊した旅館
やま弥(やまや)
今回のツーリングで宿泊したのは、西伊豆の北部にあるやま弥さん。
純和風の素朴な宿である。部屋からは富士山を一望することができる。
夕食は地魚料理がメインで魚好きには最高である😆
〆には、やま弥名物の鯛丼をオーダー。
卵の黄身には自家にて飼育している地鶏、沼津の市場で仲買をしている店主による厳選された駿河湾の新鮮な鯛をつかっているとのことで、めっちゃ旨い😊
以前にも鯛丼を目的に訪れたことがある。(食堂で昼食を提供している。)
再訪必至の宿である。
まとめ
伊豆は首都圏からも関西からもアクセスが良く、日帰りドライブに最適なロケーションだ。首都圏から車で約1〜2時間で到着するため、気軽に訪れることができる。箱根や湯河原といった観光地も近く、ドライブの合間に温泉や観光スポットを楽しむこともできる。
特に西伊豆エリアは、ワインディングロードを愛するドライバーにとって理想的なコースだ。土日でも比較的交通量が少なく、挑戦的な数々のコーナーや美しい自然を味わえるしアクセス性も良い。走る喜びを存分に味わえる場所である。
ロードスターでのドライブコースとして、ぜひ伊豆のワインディング・ロードを走ってみてはいかがだろうか。
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