ブリヂストンのアドレナリンRE004をロードスターRFでレビュー

ロードスターRFとブリヂストンアドレナリンRE004 カー用品
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ロードスターRFオーナーがタイヤに求めるポイントは、軽快でシャープなハンドリング優れたグリップ性能だろう。サーキットやワインディングでスポーツ走行を楽しむにはこの2点が重要であり、加えてコストも抑えたいと考えるオーナーも多いと思う。

そこでおすすめしたいのが、ブリヂストンのスポーツタイヤ「POTENZA Adrenalin RE004(ポテンザ・アドレナリン・アールイー・ゼロ・ゼロ・フォー)」だ。スポーツ性能とコストパフォーマンスを兼ね備えたRE004は、ロードスターRFでの走行をより楽しくするタイヤだ。

本記事では、筆者がロードスターRFにRE004を装着して感じたメリットとその魅力について解説する。

RE004の特長とロードスターRFとの相性

適度に高いドライグリップ性能

RE004はドライ路面でのグリップ性能が高く、安定したグリップ力を発揮する。これによりスポーツ走行時にもスリップしにくく、思い通りのライン取りが可能だ。また滑り出しも比較的穏やかでコントロール性が高い。軽量なロードスターRFにぴったりの性能であり、コーナーが連続するワインディングでも安定した意のままの走りが楽しめる。

サーキットにおいてもしっかりとスポーツ走行が可能なグリップ性能を有しており、ノーマル脚のロードスターRFでも岡山国際サーキットでラップタイム1分57秒台で走行可能である。

走行安定性の向上

ロードスターRFに求められるのは、安定性と操縦性のバランスだ。RE004は、スポーツ走行で必要な安定感をしっかりと実現する。高速走行やコーナリング時の安定感が高く、車体の軽いロードスターRFでも不安感が少なく、しっかりと路面に吸い付くような走りを提供する。ワインディングロードや山道での走行時にも安心してコーナーを攻められるのがRE004の強みである。

ダイレクトなハンドリング性能

ロードスターRFの軽量なボディを活かしたダイレクトなハンドリングは、このクルマの醍醐味である。RE004は操舵に対するレスポンスが速く、ステアリングを切った瞬間にクルマが思い通りに動く感覚を提供する。ワインディングやサーキットにおけるスポーツ走行時には、コーナーを滑らかにクリアできるため、ロードスターRFとRE004の相性は抜群である。

ロードスターRFのオープン
RE004を履かせたロードスターRF。なお筆者はより軽量なホイールとすべく16インチにインチダウンしている

RE004をロードスターRFに装着するメリット

街乗りからスポーツ走行まで幅広く対応

RE004は、スポーツ走行を重視しつつも日常の街乗りにも違和感なく対応できる。ロードスターRFを日常の通勤や街乗りから趣味のドライブやサーキット走行まで幅広く使用する方にも最適だ。やや硬めの乗り心地ながらも、角は丸められており不快感は少なく、街中でも快適に走行できるのはRE004の大きなメリットといえる。

コストパフォーマンスの良さ

スポーツタイヤの中でも比較的リーズナブルな価格設定で、コストパフォーマンスが高いのがRE004の魅力である。サーキット等でスポーツ走行をするとタイヤの交換頻度が増えることもあるが、RE004は比較的手頃な価格で手に入れられるため、頻繁にスポーツ走行を楽しむ方にも適している。

モータースポーツの入門に最適!マツ耐やサーキットトライアルのNORMALクラスに出場可能

マツダ車オーナーであれば誰でも参加できるモータスポーツイベントにマツダファン・エンデュランス(マツ耐)サーキットトライアルがある。

>MAZDA Fan ENDURANCE | マツダファン・エンデュランス(マツ耐)
マツダ車に受け継がれるルマンのスピリッツ。耐久レースの醍醐味を新ジャンルのモータースポーツイベント「マツ耐」で体感しよう!"
MAZDA Fan CIRCUIT TRIAL | マツダファン・サーキットトライアル
自身のドライビングと愛車のポテンシャルを存分に発揮する舞台。ナンバー付きのマツダ車でJAF公認のタイムアタック競技会に挑戦"

改造範囲が制限されるNORMALクラスとある程度改造が許容されるTUNEDクラスに大別されるが、このうちNORMALクラスではタイヤ銘柄が数銘柄に限定され、その中でブリヂストンのRE004が最もグリップ力の高いタイヤとなる。

筆者も何回か参加したことがあるが、モータースポーツを始めてみたいマツダ車オーナーに最初のステップとしてかなりおすすめできるイベントである。

タイヤカスが少なめ

一般的にサーキット向けのハイグリップタイヤは溶けるようにグリップするため、走行後のタイヤには多くのタイヤカスが付着する。
しかしRE004は、溶けるというよりも粉になって削れていくような消耗の仕方だ。
そのためか、スポーツ走行後のタイヤカス付着が少ない印象がある。

ロードスターRFのポテンザアドレナリンRE004
岡山国際サーキットをスポーツ走行した後のRE004。タイヤカスの付着が少ない印象だ

RE004の実際のユーザー評価

実際にRE004を装着しているユーザーからも、高評価の声が多く寄せられている。

縦のトラクションが良いようでロガーでもブレーキで最大1.0~瞬間1.1G出ます。RE71RSでは1.1~瞬間1.2Gでした。

NR-Aの純正脚には相性が良いみたいで、コーナーでのコントロール幅が広くてじわ~っと滑り出してゆっくり粘ってくれる、侵入で頭をグイグイ入れ易い。

(中略)

こんなに楽しいタイヤがぜんぜん減らないし安いしで最高です。

次も買うと思います。

みんカラ パーツレビュー

路面が悪いと少し煩いですが、安心感はがっつりあります。

みんカラ パーツレビュー

ハイグリップタイヤではありませんが、ほどほどのグリップがあると思います。

挙動が分かりやすいと思います。
サーキット走行の練習にピッタリ

コスパは良いと思います。

街乗りの乗り心地も良いです。

みんカラ パーツレビュー

まとめ:ロードスターRFにRE004をおすすめする理由

RE004は、ロードスターRFのスポーツ性能を存分に引き出し、スポーツ走行から街乗りまで幅広く対応する、優れたスポーツタイヤである。ダイレクトなハンドリングと安定したグリップ性能で、RFの軽快な操縦性をさらに高めるだけでなく、コストパフォーマンスにも優れる。スポーツ走行を重視しつつも、日常でも快適な走りを楽しみたい方にとって、ブリヂストンのPOTENZA Adrenalin RE004は最適な選択肢のひとつといえるだろう。

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