RX-8の実燃費ってどのくらいなの?
このような疑問を持つ方向けに、筆者が以前に所有していたRX-8(前期型/TYPE-S/6MT)について直近6年間の燃費記録をお伝えしたい。
平均燃費は9.1km/L
結論から言うと、直近6年間の平均燃費は9.1km/Lである。
下記が満タン給油の度に記録した走行距離と給油量である。
満タン給油時はいつも給油口ギリギリまで給油している。
高速道路を巡航する走り方だと11km/L以上出ることも珍しくない。
最高燃費は12.9km/L
最高燃費は12.9km/Lであった。
夜中の空いているバイパスをひたすら一定速で滑らかな運転を心がけて走ると達成することができた。
カタログ燃費について
前期型RX-8のTYPE-Sグレード(6MT)のカタログ燃費は9.4km/L(10・15モード)だ。
カタログ燃費とさほど乖離していない実燃費を出せていると言える。
普段の走り方について
筆者のRX-8の使い方としては次のようなものだ。
- 長距離ツーリング
- 近場のワインディング走行
- たまにサーキット走行
通勤には使用しておらず、渋滞の中を走行するような街乗りも極力避けている。そのためRX-8としては比較的良好な実燃費を実現していると思う。
今まで試した燃費向上法
コースティング
コースティングとはクラッチを切って惰性で走行することである。
平坦路を走行中に、例えば先の信号機が赤で停止することが分かっているような状況でクラッチを切ってアイドリング状態で走行すると消費燃料を節約することができる。
最近のAT車にも燃費向上制御としてコースティングが採用されている車種もある。
(例:BMWのECO PROモード、ポルシェのPDKなど)
ただし、下り坂ではエンジンブレーキを効かして下った方がフットブレーキの負荷(発熱)を減らして安全なのでコースティングは行わない方が良い。またAT車で走行中にNレンジに入れると次にDレンジに戻す際にAT本体に負担が掛かるのでやめた方が良い。
株の配当金でガソリン代を賄う
証券会社に証券口座を開設し株を買うことで配当金を得ることができる。
この配当金は寝てるだけで入ってくる真の不労所得であるが、この配当金をガソリン代に充てることで自分が働いて稼いだお金から支払うガソリン代を減らすことができる。
つまり実質的にクルマの燃費が向上したことになる。
ただし株なら何でも良い訳ではない。
きちんと安定して利益を出し続けている優良企業の株を買う。
それが難しいと感じるようであれば、配当金を出してくれる複数の企業の株を詰め合わせパックにしたもの(投資信託)を買うと良い。
高配当株詰め合わせパック(ETF[上場投資信託])の例
- 【米国株】VYM、HDV、SPYD (※)
- 【日本株】NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信(証券コード1489)
※このアルファベットはETFの名称であり「ティッカーシンボル」と呼ばれる。
まとめ
ロータリーエンジン車は燃費が悪いとよく言われる。
たしかに平均燃費9.1km/Lという数値は、現代的なクルマと比較すれば良いとは言えないだろう。
しかし丁寧に運転すれば高速道路で11km/L以上出ることも珍しくないため、一般に持たれているイメージほど悪くないのではないか、というのが筆者の見解だ。
RX-8に搭載されたロータリーエンジンRENESISは、その独特なエンジンのフィーリングと21世紀が求める環境性能をうまく両立して生まれてきたのだなと思う。
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